yoshiko's blog

仕事は在宅でPMO、趣味は人と競うなにか

飽きとの勝負

仕事。私は4年前に転職をしており、今の仕事は念願だったリモートワークもできる事務職だ。きっと前の会社にいたらできていなかっただろうし、前の会社はそもそもの体質が昭和すぎて多分長くは続けられなかったと思う。そう、未だに飲み会があったら「女子はお酒注ぐために出席な!」が平気で行われていた会社が、前職。「上司が20時まで働いているんだから早く帰るなんて許されると思ってるの?」を表に出さないけど雰囲気で察しろと伝えてくる会社が、前職。そんな会社をスパッとやめて、今は飲み会もサービス残業を促す空気もない、本当にクリーンな職場に勤めている。

日常。アフター6は好きなところに遊びに出かけて、明日の支障にならない程度にお酒や友人との会話を楽しんで帰宅していたあの頃。そんなものは今ないけれど、今は今のスタイルがあって、リモートワークを終えれば速攻でお風呂に入り、夕飯を作って食べ、ゲームに勤しみ、0時になったら寝る。

そろそろ飽きた

仕事も日常も。本当に飽きているんだなぁ‥というのがここのところの感想で、前までは「ちょっと心が疲れてるから有給とって平日に遊び行くかー!」ってリフレッシュしていたが、それができない。ゆえに、やる気はない、が、リフレッシュもできない、という状態が続いている。今日も、会社PCの前に座ってYoutubeを見て、ラジオを聞いて、たまにSlackの返事を返して。あっという間にこれを書いている時点で16時である。仕事の進捗は無い。それにもう明日は休もうと思っている(今週2度目)こんなにさらっと休ませてもらえる環境は本当にありがたい、前職だったら絶対できなかったはずなのに、それに慣れてしまったせいなのか、会社すらやめようか悩みだしている。

これはまずい。どうにかしないと、本当に何か大事なものを失ってしまう気がしているんだが、何をすれば良いのやらわからない‥。ただ、今も仕事の通知は来る。メールを全部溜めている。よく「やる気はやったら出る!」といいますが、本当に無理な時って最初の一歩すら出ないんだよなぁ。「言い訳せずにやれ!」と言われてもこの無気力感との戦いは根深い。

自分の内側から出る無気力との戦い。昔、まだ私が塾に通っていた頃、先生にふと言われた一言が未だに頭を過る。「お前は自分のために努力をしない」おっしゃるとおりで、塾という環境に身をおいていたくせに、それは大学へ行きたい!という欲よりも親が望んでいるから大学へは行っておこう、であった。勉強したいことなんてなかったけれど、大学くらいは出ておかないと仕事もないんだろうなぁと漠然と考えていたこともあり、それならまぁ親の願いは叶えようかなぁ、という気持ちで大学へ。「本当はもっと自分のためにがんばれたら、もっといい大学行けるのになぁ‥惜しいよ」とまでは言われていないが、暗にそういうことを示されていたのはわかった。なぜなら、これでも塾の成績は良かったからだ。

今。仕事は自分のためにしている。生活費を稼ぎ生きるために仕事をしている。成し遂げたい何かがあるわけでもなく、社会をよりよく!が会社の設立趣意書に書いてあったとしても、私は社会をよりよくしたくて働いているわけではない。私は私が生きられるだけのお金があれば十分なのだ。だから、がんばれない。